2015年6月17日水曜日

ケープタウン観光(ペンギン編)

南アフリカに観測に行ってきました。行き帰りの飛行機の関係で日にちが空いて観光する機会があったので、ケープタウンでした観光について書きたいと思います。ペンギンとテーブル・マウンテン、ケープポイント、市内の電車についてそれぞれ書こうかなって思ってます。まずは一番の目的でもあったペンギン。

・場所
場所はケープタウンから南に30kmほど離れたところにある町、サイモンズタウン(Simons town)。東京ー横浜ぐらいの距離。サイモンズタウンは南アフリカ海軍の基地がある町で、そのせいもあってか英国調の建物が並んでいて、この町並みだけでも十分に行く価値がある。
サイモンズタウンの町並みの様子。
高台から見た港。南アフリカ海軍の軍艦が停泊してる。

ペンギンがいるボルダーズビーチ(Boulders beach)はこのサイモンズタウンの町から1.5kmほど離れたところ。

サイモンズタウンの中心部から行くと
Penguin Viewingというそのまんまの看板が出てくるのでそれにしたがって曲がる。
ボルダーズビーチのビジターセンターに着く。入場料は大人60ランド(R60と書いてあった、日本円で600円)。ボルダーズビーチ行ったってブログがいくつかググったら見つかるけど、たぶんインフレが原因でそれらのブログで書いてあった値段よりも値上げされていました。実は正確に言うとビジターセンターのところはフォキシー・ビーチ(Foxy Beach)で、海水浴場のボルダーズビーチはもうちょっと先。

・ボルダーズビーチのビジターセンター
入ると木道がある。2つ道があるけどまずはまっすぐ進むと進んですぐにペンギンが。
こんな風に海岸の砂地と岩地にペンギンがいる。
ペンギンが噛むので手とかは出さないようにという看板。さらに進んで海に近づくと
砂浜でひなたぼっこするたくさんのペンギンたち。左の海側から風が吹いてきてるから反対側に顔を向けてひなたぼっこしている。
茶色いのは子ども。
歩いてくるペンギン。足あとがかわいい。
海から上がってくるペンギン。買うなら望遠レンズのセットにすればよかったかなーと思った瞬間。

で、ここまではある意味想像通りの景色なんだけど、ここ来てよかったなーここじゃないと見られないな―って思ったのはもう1つの木道を通った時。
藪みたいな林の中にペンギンがいる。しかもかなり近い。
お昼寝中のペンギン。この日は快晴で天気もよくて、気温も暖かく、僕も昼寝したかった。
こんな感じでペンギンのイメージの海や砂浜じゃなくて、木と土のところにいたってのが面白かった。結構木の根元とかにいたから注意深く見ないとペンギンがいるってわからなかった。
さっきのペンギンを見ていたデッキの反対側から。観光客すごい多かった。
ペンギン抜きでも青い空と海、白い砂浜で景色もよかった。
かなりテンション上がってしまってビジターセンターの売店で30cmぐらいの大きさがあるペンギンのぬいぐるみを買いました。お値段R370(〜3700円)。フィギュアとかより安いというオタク思考で買いましたが、クオリティも高くて満足です。 ちなみに
BORN in AFRICAというタグがついていた。買うとペンギン保護寄付されるそう(今、羽についてるタグ見て知った)。
来てよかったなーと思いました。また行きたい。

・ビジターセンター脇の小道
ビジターセンターは入場料がかかるけど、その脇の道からでも実はペンギンが見られたりする。

このKleintuin Rdって道。
木道で散歩にいい道。左側、海側のこの木々の下に
こんな感じでいる。
柵のギリギリのところにまでペンギンがいたからこんな風にアップにして写真を撮ることができた。

・ボルダーズビーチ
実は行っていない。
また入場料が600円ぐらいかかるってのもあったけど、そもそも水着やサンダル持ってきていなかった。ペンギンがいるかどうかだけど、上から見る限りだとビーチの端っこにペンギンがいて、柵とかもないんで結構近くにまで近づけそうという感じですね。運が良ければ一緒に泳げるかも。ただし、寒流が南極から来ているから水温は夏でも低いらしい。むしろ氷の溶ける夏のほうが低いって本当なのかな。

・ボルダーズビーチの駐車場
ボルダーズビーチの駐車場なんだけど、そこでも普通にペンギンがいます。しかもかなり近い。
駐車場の脇にはすぐペンギンがいる。
こんな感じですごいアップで写真が撮れる。
 もちろん柵の向こうに入るのは禁止。
駐車場の料金は無料なんで、ビーチに行かなくてもおすすめです。

・バーガーズウォーク(Burghers' Walk)
今回ので一番行ってよかったかもしれないペンギンスポット。ボルダーズビーチのすぐ脇にある。
場所はボルダーズビーチの駐車場を挟んでボルダーズビーチの反対側。ちょうど地図の中心にある家のプールがあるあたりが入り口。
引き戸があるのでそれを引いて中に入る。すると
岩地の海岸と草地にペンギンがいる。
今回の旅のベストショット。小道を向こうからペンギンが歩いてきた。ペンギンが町に入らないようにする金網がこの道よりも陸側にあるからこんな写真が撮れた。
草地にいるペンギン。
毛づくろい中。
海から上がってくるペンギンたち。
バーガーズウォーク自体がこんな風に海と住宅地の間を通っている。ビジターセンターやボルダーズビーチもそうなんだけど、SANCCOBというペンギン保護のNPOがバーガーズウォークを整備している。

Burghers' Walkは人とペンギンの共生を目指したプロジェクトで、これまで観光客が制限なく入っていたのをボードウォークを整備してそこからはみ出ないようにし、ペンギンが町に出て車に轢かれないように柵も整備したそうな。だからかもしれないけど、観光サイトとかで全く紹介されていない。まあ整備されたのが2011年と最近だからかもしれないけど。バーガーズウォークはツアーとかじゃ行かない、行けないかもしれないけど、個人ならぜひ行くべき場所かなと思います。こんな住宅地のすぐ裏にペンギンがいるのか、と驚きます。


水族館や動物園だと水槽を泳いでいるイメージのケープペンギンだけど、野生のケープペンギンは実は結構草地とか木の根元とかにいて、驚きでした。ペンギンとの距離も柵越しとはいえ、本当に30cmとかすぐ近くまで近寄れました。かわいらしいペンギンの姿を見るためだけにケープタウンに観光に行く価値あるかな、と思えるぐらいボルダーズビーチは行ってよかったです。

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